キッチン下の排水管から異臭が…掃除しても解決しない原因とは?

「キッチンの排水口を掃除しても、なんだか臭う…」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、排水口ではなく“排水管内部”や“構造的な劣化”が原因の異臭かもしれません。

 

この記事では、掃除だけでは解決しない異臭の原因や、その対策についてプロの視点で詳しく解説します。


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キッチンの異臭、原因は排水口ではなく“配管内部”かも?

排水口がきれいでも臭いが取れないときは、キッチン下の排水管やトラップの劣化や封水切れが疑われます。

封水とは、排水トラップにたまっている水のことで、これが下水のニオイをブロックする役割を果たしています。
しかし、以下のような原因で封水がなくなると、下水のニオイが直接上がってきてしまいます。

 

  • 長期間使っていない

  • 水を流す量が少ない

  • 配管の傾斜や接続不良

  • 排水トラップの劣化や破損

キッチンの異臭は、見えないところに原因があります。

自分では解決できない不安要素がある時は、プロの業者に相談することをおすすめします。

 

掃除で取れない臭いは“構造の問題”を疑うべきです

洗剤やパイプクリーナーを使っても取れない臭いは、目に見えない場所の問題がほとんどです。

  • 排水管の奥にたまった油汚れやヌメリ

  • トラップのゴムパッキンの劣化による隙間

  • 配管の接続不良や勾配不良

  • 通気不良による負圧(ニオイを引き込む)

 

こうしたケースでは、分解清掃や排水管の点検・補修が必要です。市販の掃除では根本的な解決にならないことも多いため、専門業者への相談がおすすめです。

 

トラブルを防ぐには定期的な点検と早めの対応がカギ

排水まわりのニオイは、使い続けるうちに少しずつ進行します。
臭いに気づいたときにはすでにトラップや配管が劣化している可能性もあります。

以下のような予防策が有効です:

  • 定期的に水を流す(特に長期不在後)

  • 台所洗剤だけでなく重曹+酢などのケアを併用

  • 排水トラップやパッキンの劣化チェック

  • 10年以上使用している場合は配管ごと点検を依頼

 

早めに対応することで、リフォームを回避できるケースもあります。

 

Q&A:キッチンの異臭に関するよくある質問

Q:掃除しても臭いが戻るのはなぜ?
A:配管内部に原因がある可能性が高いです。封水が切れている、またはトラップが劣化していることがあります。

Q:封水って何ですか?
A:排水トラップにたまっている水で、下水のニオイが上がってくるのを防ぐ役割があります。これが蒸発したり流れすぎるとニオイが出ます。

 

Q:リフォームが必要になるケースは?
A:配管の腐食や劣化、トラップが壊れている場合はリフォームが必要です。水漏れが起きている場合も早急な対処が必要です。

まとめ|掃除で解決しない異臭には“構造の点検”が必要です

キッチンの異臭が続くとき、掃除だけで解決しない場合は、排水管の状態そのものに問題がある可能性が高いです。

放置すると臭いだけでなく、水漏れや衛生環境の悪化にもつながります。
気になる症状があれば、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

 

清水設備では、配管の点検・改善のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。